どーも!学園長の若旅です。
今日の授業テーマは・・・
【デザイナー必見】
フリーランスのメリットとデメリット!
会社に属しているデザイナーの方々で、
1度はフリーランスとしてやっていきたいと思う人は多いと思います。
私もその中の一人でした。
会社を退職してフリーランスになりたい理由は色々あると思います。
「フリーランスのデザイナーになって自分を試したい。」
「フリーランスになって自分の好きなデザインをやっていきたい」
「勤務先の会社に不満がある。」
「好きな人と好きな場所で好きな時間に仕事したい」
「冬の会社通勤で天候を気にしたくない(雪は嫌だ)」
上記の意見に当てはまる方は多いのではないでしょうか?
ちなみに私がフリーランスのデザイナーになりたかった理由は、
上記の条件がすべてです(笑)
もちろんフリーランスのデザイナーになるのは簡単ではないと思っていました。
自分が勤務していた会社からフリーランスになったものの、
経営がうまくいっていなく違う業種として生活している人を何人も知ってます。
フリーランスになりたいのであれば本来、
身近でフリーランスのデザイナーになった人に話を聞くのが一番いいと思いますが、
周りにそのような人がいないデザイナーの為に、
私がフリーランスのデザイナーになって気づいたメリットとデメリットを上げたいと思います。
それでは授業を始めます。
フリーランスデザイナーのメリットは?
フリーランスのデザイナーになりたい人はきっと、
不安だらけだと思います。
周りに相談したら
「フリーランスなんて大変だよ。」
「会社にいた方が安定だよ。」
「自分で仕事取るなんて大変だよ!」
と上記のようなことしか言われなかったら、
その人は会社に依存することしか考えが無い人、
もしくはフリーランスデザイナーとして経営がうまくいっていない人なので、
スルーしましょう(笑)
![Fear of crisis with businessman like an ostrich](https://dezagaku.com/wp-content/uploads/2016/07/Fotolia_65599530_Subscription_Monthly_M-1-1024x633.jpg)
もちろんフリーランスデザイナーになるのは、
楽なものでは無いですが、
会社員では味わえないメリットは沢山あります!
以下が私の上げたメリットです。
メリット1. 好きな時間に仕事ができる!
会社員であれば真冬でもベッドから起きて、
凍えるような寒さの中、
車を運転して通勤する。
これが当たり前ですがフリーランスデザイナーになれば、
その必要がなくなります。
家の用事だったり歯医者の定期検診の予約、
または天気がいいから外で散歩しながら公園で読書する。
日時や時間関係なくそれができます。
もちろんクライアントさんの納期があったら、
それに間に合わせるようにしなくてはいけませんが、
基本的には会社員より時間を柔軟に使えます。
メリット2. 制作料金は自分で決められる!
会社勤務のデザイナーの場合、
どんなに多く制作物を納品しても給料は決められています。
もちろん残業代が出る会社であれば、
基本給プラスで給料を貰えますが残業代に見合っていない事もあると思います。
![Money and plant.](https://dezagaku.com/wp-content/uploads/2016/07/Fotolia_14177967_Subscription_Monthly_M.jpg)
フリーランスデザイナーの場合は、
自分のスキルによって制作料金が決められます。
そしてやればやるほどお金が入ってくるので、
年収もモチベーションも上がります。
もちろんクライアントさんが満足するものを納品しなければ、
自分の希望金額をもらえるとは限りません。
メリット3. なんでも自分で決められる!
会社に属しているとルールに従わなくてはいけません。
ルールとは服装や髪型のことだけではなく自分のやりたいことを上司に書類で提出し、
通れば更に上の役職の人に許可を取る。
通れば良いですが恐らく通らない方が私の経験上多いと思います。
仕事の合間に書類を作り、
申請が通るまで1か月や2か月は普通にかかるでしょう。
フリーランスデザイナーは上に通す必要はありません。
そりゃそうですよね?責任は自分自身なのですから。
新しいMacが欲しければいちいち稟議書を作る必要もないですし、
起業したいデザイナーを集めてセミナーを開きたいのであれば、
自分で会場を予約して集客すればいいだけの話です。
フリーランスデザイナーであれば許可を取る必要がありません。
メリット4. 好きな時に休める!
私が嫌いなもの・・・それは人混みです(笑)
休日のディズニーランドは待ち時間が長く最悪です。
連休中の高速道路は、渋滞で最悪です。
年末年始の温泉旅館は、通常より倍近くの値段なので最悪です。
![on the beach](https://dezagaku.com/wp-content/uploads/2016/07/Fotolia_65307803_Subscription_Monthly_M.jpg)
フリーランスデザイナーであれば上記のことが簡単に避けられます。
なぜか?休日は自分で決められるからです。
わざわざ人が混雑する所に行く必要がないです。
もちろんクライアントさんの納期には合わせなくてはいけませんが、
会社員の時よりは自由に休むことができます。
メリット5. 色々な知識が身につく!
フリーランスデザイナーになるとデザインのこと以外の知識が身につきます。
会社員の時は税金のことや年金のこと、
その他社会保険、国民保険の細かい詳細まで知ることはありませんでした。
特に税金のことは会社に勤務していれば、
経理の人がやってくれているので私自身知識もなかったです。
フリーランスデザイナーはあらゆることを自分で処理しなければなりません。
もちろん確定申告もです。
仕事以外のことで時間を費やすことになりますが私はこれをデメリットだと思っていません。
特にお金のことは今後生きていく中で必要不可欠なことだと思いますので、
知る必要があると思います。
メリット6. 全国の色々な職種の人と仕事ができる!
デザイナーの仕事は本当にいいものです!
何がいいかといったら色々な職種の人と仕事ができます!
デザインはどの業種にも必要不可欠な要素です。
自分のサイトに訪れて仕事まで結びつくことは多々あります。
北海道から沖縄まで全国様々な方から仕事のご依頼をいただきます。
職種も飲食店や会計事務所、格闘技のスポンサーなど様々です。
私自身会社員の時に出会えなかった方々と、
フリーランスになってから多く出会えるようになりました。
現在は会社員だったら絶対縁がなかった人との方がお付き合いすることが多いです。
メリット7. 好きな場所で働ける!
真冬で寒い時に雪が降りいつもより早く家を出ないと間に合わないとか、
事故渋滞に巻き込まれて出勤時間が間に合うかドキドキする必要がなくなります。
それは自分自身で仕事場を選べるからです。
自宅をオフィスとして構えても良いですし、
散歩できる位の距離の物件を探しオフィスとしても良いのです。
おしゃれなお店が多い物件を探して感性を磨くのもいいですし、
自然に囲まれた物件を探して、
リラックスした気持ちで仕事に取り組むのもいいかと思います。
![Fast internet](https://dezagaku.com/wp-content/uploads/2016/07/Fotolia_58038387_Subscription_Monthly_M.jpg)
オフィスだけの話ではなく、
例えば長期で旅行をした時も旅先で仕事できることもできますよね?
「そんな時まで仕事のことを考えたくない!」とは私は思いません。
なぜならデザイナーという仕事は私は大好きですし、
言ってみれば大好きな趣味が仕事になっているので。
忘れてはいけないのが、
旅行先でも仕事ができるとはいえプライベート(家族)の時間も大切にしましょう。
フリーランスデザイナーのデメリットは?
ここまでメリットばかり上げてきましたが、
必ずしもいいことだけではありません。
私が思うフリーランスデザイナーのデメリットをいくつかあげてみます。
デメリットその1. 年中無休、24時間体制だと思われる!
会社に勤務していた時の定時の時間は朝8時〜夕方5時まででした。
もちろん私たちのデザイン部では定時に帰れることなんかほとんど無かったのですが、
会社から抜ければクライアントさんから連絡が来ることはなかったです。
![Multitasking businessman](https://dezagaku.com/wp-content/uploads/2016/07/Fotolia_60536338_Subscription_Monthly_M.jpg)
フリーランスデザイナーになると、
クライアントさんは日時関係なく連絡があります。
家族の時間を過ごしている時や趣味の野球をしている時、
寝ている時間もかかってくることもあります。
クライアントさんにとってはオンとオフの区別はないと思います。
一般的にはデメリットと捉えることが多いかと思いますが、
私は以外とそんなに苦ではありませんね。
デメリットその2. 有給休暇なんかもちろんない!
フリーランスデザイナーは仕事をやればやるほど収益が入りますが、
もちろんやらないとお金は入ってきません。
会社であれば有給休暇を取っても給料はもらえるし、
入院したのであれば病気休暇としてちゃんと給料をもらえます。
フリーランスデザイナーは例えば入院したら仕事ができません。
怪我や病気の種類にもよるかと思いますが、
仮に病院で仕事ができたとしても作業効率なんて通常の10分の1だと思います。
納期を待ってくれるクライアントさんであれば良いですが、
他のデザイナーに頼んでしまい二度と仕事依頼が来ないこともあるでしょう。
そうならない為にも普段から体には人より気をつけたり、
自分が長期で仕事ができなくなった場合に、
信頼できるデザイナーを探しておく必要があります。
デメリットその3. 打ち合わせや見積もりは全て自分でやるしかない!
会社勤務だっときは、
デザイナーが必要だと思われる打ち合わせ以外は、
大抵営業だけが打ち合わせに行くという感じでした。
クライアントさんからお見積もりの依頼があれば、
営業が全て行ってくれましたがフリーランスデザイナーの場合は、
全て自分で行う必要があります。
![Buried by spam e-mail. 3D Rendering](https://dezagaku.com/wp-content/uploads/2016/07/Fotolia_116294208_Subscription_Monthly_M-1024x633.jpg)
今まではデザインの仕事だけに時間を費やせましたが、
打ち合わせに出向いたりスカイプで打ち合わせしたりと、
時間が取られることが多くなると思います。
このことを一般的にデメリットと思う人が多いのではないでしょうか?
しかし私自身このことはあまりデメリットだとは思わなく、
逆にクライアントさんと話せる機会が多くなり、
自分の学びが増えていくのでそこまでデメリットだとは思っていませんが(笑)
まとめ
以上が私がフリーランスデザイナーになって思ったメリットとデメリットです。
こう上げてみると私自身メリットの方が圧倒的に多いと思います。
しかし、なぜフリーランスデザイナーになる人が少ないのか?
それはデメリットの部分ばかり大きくなってしまって、
メリットである部分の知識がないからだと思います。
それって本当にもったいないですね。
今の会社に不満がないのであればまだしも、
本当はフリーランスで働きたい人であればもっと情報を収集して、
フリーランスとして働ける環境を整えるべきだと思います。
フリーランスとして働きたいけどなかなか行動に移せない方や、
フリーランスで働きたいけどどうしたらいいかわからない人へ向けて、
デザマガで詳しく配信していますので、
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それでは今日の授業は終わりです。
それではまた!
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